バイク窃盗犯の正体とは…?

窃盗犯について知る(警察庁の令和2年の犯罪統計を参照)

オートバイ盗のキーの共犯形態別検挙数

窃盗犯の検挙率は低い

自動車盗の検挙率は57.7%と高いのですが、オートバイ盗の検挙率はとても低く16.5%しかありません。
オートバイ盗は検挙された犯人の少年率が圧倒的に高いです。
組織的な窃盗団の窃盗も多いのですが、少年によるオートバイの乗り捨てなどが多い為に検挙率が低いのだと思われます。

未成年者による窃盗事件がやはり一番多い

一昔前のバイク盗難といえば、暴走族などの未成年者が自分で乗るために盗むことが多くありました。
近年はお金目的の為に、未成年者複数人で構成された窃盗団が捕まった事件などもあります。
インターネットで窃盗団の手口などを知り、未成年者の窃盗も近年手口が過激化しています。

一番怖いのはプロの窃盗団

やはり一番怖いのがプロの窃盗団です。
独自の搬送ルート(船便)で盗んだバイクを海外に持って行って売るのを職業としています。
一般の人ではなかなか手に入れられないような油圧カッターなどの特殊工具などを駆使してくるので、普通の盗難防止用品では防げません。
プロの窃盗団に盗まれないようにするのは至難の業です。