絶対盗まれないというのは難しい、万が一の盗難保険について

どんなに強固なロックを使っていても盗難保険には絶対入りましょう

装備、音、時間に制限さえなければ絶対に切断・破壊が出来ないロックという物は存在しません。
盗難防止用品は盗まれにくくする道具に過ぎないので、盗まれたことを考え盗難保険には必ず入るべきです。

年間の保険料が高額なので躊躇う方も多いとは思いますが、盗まれて後悔するよりは安心出来るバイクライフの為の必要経費だと思いましょう。
バイク購入の際に販売店の店員が盗難保険を勧めてくると思います。とりあえずその場で盗難保険に入るのがおすすめです。

何故なら新車購入時にしか入れない保険や、新車購入時に加入しないと1年目の保証内容が悪くなる場合があるからです、その場合数ヶ月後に気が変わって加入しても新車扱いにならないことがあります。
車体購入時にローンを組んでるのであれば、盗難保険料も一緒にローンに組み込むのがおすすめです。


保証の内容は?

各メーカーごとに自社メーカーのバイクのみが対象の場合が多いです。又はレッドバロンのようにレッドバロンで販売したバイクが対象など。
新車購入した際に盗難保険に加入し、継続が最長3〜5年など制限があるものもあります。

条件無しで入れる盗難保険はJBR Motorcycleなど一部の保険のみになります。
これはバイクの盗難は多発する為、保険会社が赤字になることが多く経営が難しい為です。

盗難保険を選ぶ際の5つのポイント

・加入条件
メーカー、販売店、新車中古、加入の際に条件があるので確認が必要です。

・保険料
一番気になるのが保険料です、車体価格の1〜3%などの設定や、保証金額に応じて金額が固定になっています。

・保証内容
盗難保険に加入していてバイクが盗難された場合はお金が返ってくるのではなく、新しくバイクを買う際の金額の一部を保険会社が負担するという仕組みになっています。
加入1年目は保険会社が90%を負担し、加入者が10%の自己負担でバイクを購入するものが多いです。2年目以降は加入者の自己負担額が20〜30%など増えるものがあります。

・加入年数
盗難保険は新車購入時に加入し、その後契約更新をしても最大継続年数が3〜5年と決まっているものがあります。このタイプは継続年数が増えると保証内容も悪くなりバイク再購入時の自己負担額が増えていきます。
継続年数の制限が無いものもありますので、最大継続年数を超えた場合は制限の無いものへ切り替える必要が出てきます。

・その他の補償
保険によりますが、バイクに取り付けているパーツ盗難の補償や、カギ穴いたずら補償、パンク補償なども保険に付属している物があります。


グッドライダー・防犯登録

盗難保険ではないのですが、全国二輪車安全普及協会が運営するグッドライダー・防犯登録もおすすめします。

年会費1000円で登録を行い、盗難があった時に警察庁から全国二輪車安全普及協会に盗難された車体等の情報が入ります。
販売店に持ち込まれたバイクが盗難車かどうかを、販売店が全国二輪車安全普及協会へ照会することが出来ます。
盗難車だった場合、販売店は買い取りを拒否、警察に通報します。
盗難車が見つかる可能性が上がるので、年会費も安くおすすめです。

グッドライダー・防犯登録

詳細は全国二輪車安全普及協会のホームページをご覧ください。