知ってました?バイクカバーが盗難防止に役立つ理由

バイクカバーが盗難防止……?

バイクカバーは雨や日差しなどからバイクを守る物ですが防犯効果もあります。

窃盗団はバイクを盗む前に下見をすることが多いのですが、バイクカバーをしていないと離れた所からでも車種が特定出来てしまうので良くありません。
ハーレーなどの高級車や、ピカピカの新車がバイクカバーもせずに駐めてあれば嫌でも目立ちます。

窃盗団に目を付けられないこと。これが盗難防止への第一歩なのです。

バイクカバーの様々な機能

バイクカバーには様々な機能があります。
バイクから降りてすぐはマフラーやエンジンは非常に高温で、その状態で通常のバイクカバーを掛けると熱でカバーが溶けてしまいます。
それを防ぐ耐熱素材で出来たマフラーなどの熱で溶けない物や、放火などの対策で火が着きにくく燃えにくい物があります。
また雨や結露対策されていて通気性がよく湿気が籠もらない物、水が浸透しない物もあります。
バイクカバーは大きく分けて熱に強い製品と水に強い製品に別れています。

カバー内の結露の発生に関してはバイクを駐めている場所の地面がコンクリートなのか土や砂利なのかで大きく変わります、コンクリートよりも地面が土や砂利のほうが結露が発生しやすいです。結露対策には透湿防水でベンチレーションが付いているカバーを使うのがおすすめです。

カバーの内側がバイクに擦れて傷が付く場合があります、カバー内側に傷を付けないよう裏起毛加工された製品などもあります。カバーを掛ける前にバイクに毛布などを掛けて傷を防ぐ方法もあります。

バイクカバーの寿命

バイクカバーは薄手の物なら早くて半年、厚手の物でも1年〜2年程度で紫外線等の影響により表面等が劣化したり、カバーの縫い目から浸水が酷くなるなど寿命になります。
カバーが傷むと言う事は、その間カバーが車体を傷みからガードしていたと言う事です。
バイクを守ってくれる大事な物ですし、カバーが劣化したら定期的に買い換えることをおすすめします。

溶けないタイプのカバーをして、さらにその上に透湿防水のカバーを掛けて二重で使う方法もあります。
また、高級なカバーを内側で使い、安いカバーを外側で使うことにより高級なカバーの紫外線による劣化を防ぎつつバイクを雨から守る方法もあります。